【完全版】チャトレの確定申告についてその２～経費計上について～

チャトレやってるみんなに向けてわかりやすく丁寧に、確定申告と経費計上の重要性について解説していくよー！！

まずは、第一弾を見てもらった方が理解が深まると思うから先に下の記事を見ることもおススメだよ！

チャットレディ向け・確定申告で経費を計上するメリット

チャットレディとして活動するみなさんにとって、確定申告は自分の収入をしっかり把握し、税金対策を行うために欠かせません。その際、「経費」を賢く計上することで、いくつかの大きなメリットがあります。以下に、わかりやすく解説していきますね！

1. 所得税が減る

経費を計上すると、売上から経費を差し引いた「事業所得」が減ります。結果、所得税の課税対象額が減るため、支払う税金も軽減されることに。例えば、照明や機材、部屋のデコレーションなど、仕事で必要なものの支出をしっかり経費として申告しましょう。

2. 手元にお金を残せる

経費が多いほど税率も抑えられ、最終的に手元に残る金額が増えるため、節税効果が得られます。家賃や光熱費など、仕事とプライベートの割合を計算して事業部分を経費にすれば、効率よく節税が可能です。

3. キャッシュフローをスムーズに

経費として計上した分だけ実際の利益が抑えられるため、税金支払いも少なくなり、手元に使えるお金が増えます。これにより、余裕をもって事業を続けやすくなりますよ。

チャトレで経費となるもの一覧

チャットレディとしての活動において、経費計上できる項目を具体的にリストアップしました。仕事に必要な支出は多岐にわたるため、適切に計上することで節税に繋がります。

1. 機材関連費用

チャットレディの仕事には、通信機器や配信に必要な機材が欠かせません。

• パソコン、スマートフォン：仕事に使用しているものの購入費用。業務専用の場合、全額が経費に。
• ウェブカメラ・マイク：高画質や高音質が求められるため、配信用に購入したものは全額経費に。
• ヘッドセット：音声を確認するために使用するヘッドセットも経費。
• 照明機材（リングライト、スタンドライトなど）：映りを良くするためのライトは業務用として計上。
• 背景布やパネル：部屋を配信向けに飾る背景も経費対象です。

2. インターネット・通信費

配信やチャットでのやり取りにはインターネット環境が必須です。

• Wi-Fi料金やモバイル通信費：業務に使用する割合で按分して計上します。
• スマートフォンのデータ通信費：スマホで配信する場合は、通信費を仕事用とプライベート用に分けて経費に。

3. 家賃・光熱費

自宅で業務を行う場合、事業利用部分を「家事按分」して計上可能です。

• 家賃：事務スペースや配信に使っている部屋の割合を算出し、その分を経費に計上。
• 電気代・水道代・ガス代：配信で消費する電力や、業務に関連する水道・ガス使用分を按分して経費に。
• インテリア：業務スペースを整えるためのインテリアや家具も、仕事用であれば計上可能。

4. 美容関連費用

見た目を整えるための費用も業務に必要な支出として計上できます。

• 美容院代：ヘアメンテナンスにかかる費用は、業務用の割合を考慮して経費に。
• メイク用品・スキンケア用品：業務で使用する分のみ、按分して計上。
• ネイルサロンやエステ代：見た目を整えるためのケアも業務で必要なら経費計上が可能です。
• 衣装代：配信で使用する衣装や小道具、アクセサリーは全額経費に。普段使いする場合は按分が必要です。

5. 宣伝・広告費

集客や知名度向上のための費用も経費として計上できます。

• SNS広告：インスタやTwitterの広告費用も計上可能です。
• ホームページ制作・維持費：自分の活動を宣伝するために制作した場合、その費用も経費に。
• プロモーション動画の作成費：広告用の動画を作る場合の編集費や撮影費も含まれます。

6. 会議費・接待交際費

同業者との打ち合わせや交流も経費として認められることがあります。

• カフェ代・ランチ代：仕事の打ち合わせにかかる食事代。
• セミナー参加費：配信スキルや話し方など、業務向上のためのセミナー参加費用。

7. 消耗品費

日常的に使用する消耗品も経費計上が可能です。

• 文房具：仕事で使用するノート、ペン、メモ帳など。
• 画用紙や小道具：配信中に使用するメッセージカードや装飾品など。

8. 交通費

仕事に関連する移動にかかる費用です。

• 打ち合わせや取材のための交通費：移動にかかった電車代やバス代、タクシー代など。
• 撮影スタジオの利用交通費：事務所やレンタルスペースの撮影利用にかかる交通費。

9. 保険料

万が一に備え、業務に関連する保険も経費として計上可能です。

• 傷害保険・賠償保険：仕事中のトラブルに備える保険料は経費として認められます。
• 健康保険料の事業部分：個人事業主としての健康維持のための保険も対象です。

10. 職業スキル向上のための費用

スキルアップや業務改善のための費用も経費に含まれます。

• 自己啓発書籍の購入費：仕事に関する話し方や表現力を向上させるための本など。
• セミナーや研修費：オンラインセミナーやスクール受講料も計上できます。

これらの経費を適切に管理し、按分や用途メモをつけておくことで、確定申告もスムーズに進みます。

領収書管理をスムーズにする方法

経費計上のためには領収書が必須です。管理をきちんと行って、後でバタバタしないようにしておきましょう！

• 整理方法
  月ごとに封筒やクリアファイルで整理、ノートに貼ってまとめておくのもおすすめです。また、スマホで撮影して電子データとして保存すれば、紛失リスクが減ります。
• 保管期間に注意
  青色申告では7年、白色申告では5年の保管が必要です。必要なときにすぐに取り出せるよう、月ごとやカテゴリごとにまとめておくと便利。
• 内容をメモ
  領収書には、支出の目的や経費科目（例えば、衣装代、通信費など）をメモしておくと、後でわかりやすいです。

経費として計上できない支出例

間違って計上しないように、経費として認められない支出例も覚えておきましょう。

1. プライベートな衣服や日用品
   普段使いの服や靴などは経費として計上できません。仕事専用の衣装や小物のみが対象です。
2. 自宅の全額家賃や光熱費
   プライベート使用分は経費にできません。仕事で使う部分（例えば、仕事部屋の面積）だけを経費にしましょう。
3. 食費
   プライベートの食事代や飲み会は経費にはなりません。ただし、仕事の打ち合わせなど業務目的のものは可能です。

美容関連費用の経費計上

チャットレディにとって、美容にかかる費用は仕事に欠かせない支出でもあります。経費として計上できるケースとポイントを知っておきましょう。

1. 美容院や衣装代
   仕事で外見を整えるための美容院代やメイク用品、業務で使う衣装は経費として認められることが多いです。ただし、プライベートでも使う場合は事業用の割合に注意を！
2. 仕事に直接必要な化粧品やネイル用品
   プライベート使用が多いと認められにくいですが、業務専用のものがあれば、使用割合をしっかりメモしておきましょう。
3. セミナーや講習費用
   美容やスキルアップのための講習費用も経費になります。技術向上のための投資として計上しましょう。

家事按分を増やす方法

チャットレディとして家事按分の経費を増やすには、業務の多様化が効果的です。ユーチューバーやブロガーなどの活動も行うことで、経費計上の幅を広げることができます。

• ユーチューバー活動: 動画撮影や編集に必要な時間やスペースを自宅で確保するため、使用する部屋の割合が高くなる場合があります。動画撮影機材や照明、編集用パソコンなど、動画制作に必要なものが増えると、自然と経費の按分割合が増加します。
• ブロガー活動: ブログの執筆や画像編集、サイトのメンテナンスに必要な時間やスペースが増えることで、事業としての比率を上げることが可能です。特にブロガーは日常的に自宅で記事を作成するため、家事按分が上がる可能性があります。

具体的な費用の増加要素

ユーチューバーやブロガーを兼業することで以下のような経費が発生し、それに伴い按分を増やすことができます。

• 撮影機材や編集ソフト: 自宅の使用割合が増えるとともに、動画制作や画像編集に関わる経費も増加します。
• パソコンやスマホの使用時間: ブロガーやユーチューバーとして業務の幅が広がることで、業務におけるデジタル機器の利用時間も増え、家事按分率を調整しやすくなります。
• 旅行や食事:旅行や食事も撮影したり、ブログの記事にしたりすることで経費に含めることができるため、多角的に事業を行うと家事按分以外のところで経費計上できる要素が増えます。
• 家具:ルームツアー動画を作ったり、インテリアを紹介するブログを執筆することで家具も経費計上することができます。

家事按分の注意点

家事按分を高く設定する場合、税務署から実際の利用状況についての確認を受ける可能性があるため、業務に使用した時間やスペースを正確に記録しておくと安心です。

経費計上の注意点

経費として計上する際には、税務調査でも適正な処理をしていると証明できるように領収書やメモをしっかり整えましょう。税金をしっかり抑えながらも、必要な部分はきちんと投資し、事業運営を効率化することが大切です。

経費を上手に管理することで、確定申告もスムーズに進められ、安心してチャットレディのお仕事に励むことができます！